2025年版！オーストラリア留学・ワーホリの家探し・仕事探しのリアル？

2025年6月20日
現地情報

現地情報

こんにちは！MyStageアンバサダーのErinaです。

オーストラリアでの留学やワーホリを考えている方にとって、家探しや仕事探しは気になる点ではないでしょうか？

私自身も渡豪前は、ニュースやSNSの不安を煽るような情報を見て、心配になるばかりでした。

現在私はシドニーに住んでいるので、今回は、2025年現在のシドニーでの家探し・仕事探しの状況について、自分自身の実体験や周りの友人・知人の話をもとにお伝えしたいと思います。

1 シドニーで住む家はすぐ見つかる？
- 1.1 家探しをする上でのポイントは？
2 シドニーで仕事（アルバイト）は見つかる？
3 まとめ

シドニーで住む家はすぐ見つかる？

結論から言うと、私自身の答えとしては、「見つかる！」です。

2024年10月にシドニーに来て以来、私の周りで「住むところがなくて困っている」という話はほとんど聞いたことがないです。オーストラリアの家探しの媒体、FlatmateやGumtree、またはJAMS.TVやFacebook等で、毎日多くの情報が出ているため、選択肢は十分にあります。

ただ、「希望通りの家がすぐに見つかるか？」というと、それは別の話だと思います。

例えば、

　✓希望のエリアや価格では、なかなか見つからない

　✓実際に住んでみたら、思っていたよりも汚かった

　✓オーナーとの相性が悪かったため、家を見つけたものの、すぐに引っ越すことになった

といったケースはよく聞きます。

家探しをする上でのポイントは？

海外で限られた予算内で、「希望通りの家」に住むことは難しいですが、「住んでから失敗したな」と、思うことがないようにするためにも、以下の2点は重要なのではないかと思います。

① インスペクション（内見）は必ず行う

詐欺やトラブルを防ぐことに加え、住む前と住んでからのギャップを回避するためにも、インスペクション（内見）に行って、実際に自分の目で見て、気になることを聞く、ということは家探しをする上で最も大切だと思います。

（※インスペクション時のセクハラの話も聞くので、くれぐれも油断せずに！女性の場合、可能であれば複数人で行くことをおすすめします。）

② 住む家の条件の優先順位を決める

全ての希望を叶える家を見つけるのはなかなか難しいので、絶対に譲れない条件を決めておくと、スムーズに探せるのではないかと思います。

例えばですが、私が実際に家探しをした際の優先順位はこちらでした👇

清潔感があって、なるべく綺麗な家
オウンルーム（自分用の部屋）がある
レント（家賃）が週＄300以内

初めて家探しをした際は、「シティ周辺」「国際色豊かなハウスメイトがいる」等、もっと多くの希望を持っていましたが、条件を増やしすぎると、その分見つかりにくくなります。「どこまで譲歩できるか？」を考えながら探すのも大切だと学びました。

シドニーで仕事（アルバイト）は見つかる？

こちらも私の答えとしては、「見つかる！」です。
シドニーに来てから出会った日本人の中で、「仕事が全く見つからない」という人には私はまだ出会っていないです。

ただし、家探し同様、「希望の仕事に就けるかどうか」は別ですし、人によって仕事が決まるまでの期間も様々です。私の場合は、仕事探しを始めてから約1カ月で販売の仕事が見つかりましたが、もっと早く決まった人もいれば、もう少し時間がかかった人もいました。

シドニーで日本人が働いている仕事

私の周りの日本人留学生・ワーホリ生の仕事を一部紹介すると、こんな感じです👇

🍽 サービス業

日本食、韓国レストラン（ホール・キッチン・オールラウンダー）＜英語レベル：初中級～＞
カフェ（バリスタ・接客・オールラウンダー）＜英語レベル：中上級～＞
ホテルのファインダイニング＜英語レベル：中上級～＞
日本雑貨・食品店（販売スタッフ）＜英語レベル：中級～＞
ローカル食品店（販売スタッフ）＜英語レベル：中上級～＞
カラオケ店（受付・ドリンク提供）＜英語レベル：中下級～＞
ガールズバー（接客・ドリンク提供）＜英語レベル：初級～＞

🚚 配達・ドライバー業

Uber Eats＜英語レベル：初級～＞
送迎ドライバー（空港送迎・観光送迎）＜英語レベル：中級～＞

🧹 清掃・ハウスキーピング

ハウスキーピング＜英語レベル：中級～＞
オフィスクリーニング＜英語レベル：中級～＞

💆‍♀️ 美容・リラクゼーション業

マッサージセラピスト＜英語レベル：中上級～＞

📊 オフィスワーク

事務スタッフ（経理・データ入力）＜英語レベル：中上級～＞
倉庫管理スタッフ＜英語レベル：中級～＞
語学学校（受付）＜英語レベル：中上級～＞
病院（受付）＜英語レベル：中上級～＞

👶 その他

ベビーシッター＜英語レベル：中級～＞
オーペア（住み込みのベビーシッター）＜英語レベル：中級～＞

※英語力のレベルはあくまでも目安で、記載以上のレベルを求められるところも多いです。

シドニーで働いている日本人の仕事としては上記のようなものがあります。他の国から来ている留学生やワーホリ組も、日本食レストランが自国のレストランに変わる程度で、基本的には同じような仕事に就いている印象です。ただし、英語力が高い人の中には、イベントスタッフ、化粧品販売員、翻訳などの仕事をしている人もいました。

仕事を見つけるのに「英語力」は関係ある？

「ある」か「ない」かで答える場合は、「ある」だと思います。

英語力があればある程、仕事の幅は広がりますし、英語オンリーの環境で働ける確率が高くなります。何か特別なスキルを持っている場合を覗いて、シドニーで英語100％の環境を見つけて働くことは、英語力が高くないと難しい、と私自身も感じています。

また、例え雇用されたとしても、オーストラリアの場合、クビになることも珍しくはないです。実際何人かから話を聞いたことがありますが、その理由の大部分は、「オーナーが思っていたような働きができない」とみなされたことでした。ですが、中には、英語力の低いが故に、コミュニケーションが取れないことでクビになったケースも聞いたことがあります。なので、仕事を見つけて、その後も働き続けるためには、やっぱり英語力は大切だと、私は思います。

「英語力」が高くない場合は？

ただ一方で、「英語力が高くなくても、仕事は見つかる」というのも私自身の答えではあります。

シドニーの場合、日本の求人サイトでは、「英語力が低くてもOK」と書かれているような募集を見かけることも少なくはないです。その理由としては、日本人オーナーはもちろんですが、そうでなくても日本語が話せる人が意外と多いからだと思います。また、シドニーに限らず日本でもそうだと思いますが、「人としての魅力」はやはり重要な点だと思います。「英語力が高くても、真面目過ぎたり、消極的すぎる人」よりは「例え英語力が低くても、明るく元気で積極的」な人の方が、仕事を得る確率やスピードは早いように思います。

仕事が見つかる人と、見つからない人の違いは？

仕事探しにおいて、「英語力」「明るさ」「積極性」という点以外にも、「運」「タイミング」「人からの紹介」も大きく影響してきますが、これらは自分ではコントロールできません。ただし、私自身の経験や周りからの話から、「こういった人は仕事探しに時間がかかるな」と思うケースが3つあります。

①滞在期間が短い

自分がもし人を雇う立場なら？と想像してみてください。「数カ月しかいない人」よりも、「長く働ける人」を採用したいですよね？

当初私は、都市移動の関係により、シドニーに滞在できる期間が約5カ月程の予定でした。そのため、面接に行っても「雇いたいけど、期間が短いからごめんね」と断られたことがあります。

また、今働いているレストランは、友人の紹介で働き始めましたが、オーナーからこんな話を聞いたことがあります。

「〇〇さん（私を紹介してくれた友人）は、滞在期間が半年もなかったから、最初は面接するつもりもなかったんだよね。でも、何度も連絡くれたから、とりあえず面接して。面接後も後も、連絡をくれて熱意を感じたから雇うことにした。」

このように、熱意を買ってもらって、短期間でも雇ってもらえるケースもありますが、基本的には、滞在期間が短いと面接すらしてもらえないことが多いです。

②こだわりが強すぎる、真面目すぎる

「〇〇で働きたい！」という理想を持つことは大切ですが、こだわり強すぎることで、仕事探しに時間がかかってしまうこともあります。

私も最初は、ローカルのカフェやショップを中心に、店舗に直接メールを送って探していましたが、その時は全く返事をもらえませんでした。その時に、「上手くいかない時は、都度修正することが大事」というアドバイスをもらったことで、もう少し探す範囲を広げた結果、仕事を得ることができました。

また、シドニーでは、「オーストラリアでの経験を見られる」という話もよく聞きます。そのため、例え希望通りのところでなくても、まずはシドニーで働く経験を積んでから、次のステップに進む、という考え方も大切なのかもしれません。

また、真面目過ぎる人は、上手くいかなかった時に行動できなくなってしまうこともあります。私自身もどちらかというと、こういった気質があるので、「上手くいかなかったけど、次頑張ろう！」と、すぐに気持ちを切り替えられることも、仕事探しでは大切だなと思いました。

③経験が全くない

特に、シティなど、人気のエリアで仕事を探す場合は、必然的にライバルも多くなるため、未経験だとどうしてもハードルが高くなります。面接時にも、自己紹介の後に、過去の経験を聞かれることが私は多かったので、もし「〇〇で働きたい！」という希望がある人は、日本にいる間に少しでも経験を積んでおくことが大切です。

友人の実例として、経験の有無で、バリスタの仕事探しにかかった期間の違いです👇