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IELTSの概要

 

The International English Language Testing System (IELTS)

IELTSは30年の歴史。毎年350万人を超える人々が受験!

IELTS(International English Language Testing System)は、イギリスの教育機関によって実施されている英語能力試験で、オーストラリア、イギリス、カナダ、アイルランド、ニュージーランド、南アフリカ共和国など120ヵ国以上、10,000以上の政府機関、企業などで採用されています。これらの国の専門学校や大学進学する際、また海外移住申請をする際に自身の英語力を証明するために使用されています。アメリカでも3000以上の教育機関でIELTSが採用されており、海外では最もメジャーな英語検定試験と言えるでしょう。

IELTSにはGeneral Training ModuleAcademic Moduleの2種類があり、自分の目的にあったモジュールを受ける必要があります。ジェネラルモジュールは日常生活に必要な英語力を判定することを目的とし、主に永住(移民)や海外就職の際の英語力証明として受験する機会が多くなります。また、アカデミックモジュールはTOEFLと同様に、専門学校や大学への進学の英語力証明として使われるため、試験内容はアカデミック色が強い内容となります。いずれも、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのテストで構成されています。

IELTSのスコアの有効期限は通常、筆記試験を受けた日から2年間となるため、期限切れの前に点数維持もしくは点数アップの為に継続して受講することをおすすめします。またケンブリッジ英検とは違い試験結果は合否判定ではなく、バンドスコアという形で英語力を測定することができるため、自分の英語力の指標として利用することも可能です。

 

IELTSのモジュール(タイプ)

IELTSは、4つの英語スキル(書く=ライティング、読む=リーディング、聞く=リスニング、話す=スピーキング)を測るテストで、IELTSアカデミックとIELTSジェネラル・トレーニングの2つのモジュール(タイプ)があります。

アカデミック

IELTSアカデミックは、大学や専門学校に進学を目指すの方、またはプロフェッショナルな機関への登録申請を目的とする方のためのテストです。例えば、オーストラリアでは看護師の登録や教師の登録に使用されています。アカデミックテストは、大学やプロフェッショナルな機関へ入る人に適した内容を含んでおり、一般的にはジェネラル・トレーニングと比べるとやや難しいと言われています。書く=ライティング/読む=リーディング/聞く=リスニング/話す=スピーキングの4技能をテストします。

ジェネラル・トレーニング

IELTSジェネラル・トレーニングは、実践的な、日常生活での英語力をテストします。英語圏の国への移住のためのビザ等で英語力の指標として採用されたり、就職時の英語力の証明などで受け入れているグローバルも多いです。ジェネラル・トレーニングは、一般的な事柄に基づく内容を含み、アカデミックと同じく、書く=ライティング/読む=リーディング/聞く=リスニング/話す=スピーキングの4技能をテストします。

 

試験方式は2種類!ペーパー vs コンピューター

以前は、IELTSはペーパーテストのみでしたが、近年コンピューターテストも採用されるようになりました。受験者はペーパーかコンピューターの好きな方を選ぶことができます。どちらの方式で受験しても試験内容、試験時間、質問タイプ、対面式スピーキングテスト、採点基準、成績証明書は同じです。ただし、それぞれのメリットデメリットもあるので、ご自身に合ったスタイルはどちらか見極めることも重要になります。

ペーパーベースの特徴

・試験結果は試験日から13日後に届く。

・直接問題用紙に線やメモを自由に書くことができるので、紙と鉛筆での受験に慣れている方にはやりやすい。

・コンピューターベースよりも実力が発揮しやすい場合がある。(※個人差あり)

コンピューターベースの特徴

・試験結果は試験日から3~5営業日後に届く。→早急にスコアが必要な方はコンピューター◎

・リスニングテストは自分専用のヘッドフォンがあるので集中しやすい。

・ライティング、リーディングテストの解答をタイピングできます。普段パソコンやタイピングに慣れている方にはやりやすい。

・初めてコンピューターベースを受験する場合は、戸惑うことががるので要注意!

 

IELTSテストの構成

IELTSは、4技能(書く=ライティング、読む=リーディング、聞く=リスニング、話す=スピーキング)を測るテストで、合計所要時間は約2時間45分です。

リスニング及びスピーキングのテストは、アカデミックとジェネラル・トレーニングで同じ内容となります。一方、ライティングとリーディングのテストは、アカデミックとジェネラル・トレーニングのモジュールで異なる点があります。

 

アカデミック

ジェネラル

リスニング(30分)4パート40問

・パート1:10問
・パート2:10問
・パート3:10問
・パート4:10問
※アカデミックとジェネラル同じ

リスニング(30分)4パート40問

・パート1:10問
・パート2:10問
・パート3:10問
・パート4:10問
※アカデミックとジェネラル同じ

リーディング(60分)3パート40問

・3つの長文(パート1~3)
・文章には図、グラフ、イラストを含む
・書籍、定期刊行物、雑誌、新聞からの抜粋

 

リーディング(60分)3パート40問

・3つの長文(パート1~3)
・パート1:英語圏の日常生活に関連した2~3の短文の出題
・パート2:仕事に関連した2の短文の出題
・パート3:一般的なテーマの比較的長い文章の出題
・実際の掲示、広告、会社のハンドブック、公的文章、本、新聞からの抜粋など、実践的な文章を使用。

ライティング(60分)2パート

・パート1(20分):表、グラフ、チャート、図要約・解説・説明
・パート2(40分):出題されたお題に対するエッセイ(250ワード)
※パート2はアカデミックとジェネラル同じ
※エッセイは教育、社会問題、環境問題、カルチャー、現代社会(ネット)、歴史、健康、レジャーなど幅広いトピックより出題

ライティング(60分)2パート

 ・パート1(20分):レターやEメールを書くお題(150ワード)
・パート2(40分):出題されたお題に対するエッセイ(250ワード)
※パート2はアカデミックとジェネラル同じ
※エッセイは教育、社会問題、環境問題、カルチャー、現代社会(ネット)、歴史、健康、レジャーなど幅広いトピックより出題

スピーキング(11分~14分)3パート

・試験管との1対1のインタビュー形式
・パート1:受験者に関するランダムな質問
・パート2:渡されたトピックカードに対するスピーチ(1分準備、2分スピーチ)
・パート3:パート2に関連したより掘り下げた質問
※住まい、生活、勉強・仕事、教育、社会問題、趣味、過去の思い出、人物、旅行、環境問題、カルチャー、現代社会(ネット)、健康、レジャー、など幅広いトピックより出題
※アカデミックとジェネラル同じ

スピーキング(11分~14分)3パート

・試験管との1対1のインタビュー形式
・パート1:受験者に関するランダムな質問
・パート2:渡されたトピックカードに対するスピーチ(1分準備、2分スピーチ)
・パート3:パート2に関連したより掘り下げた質問
※住まい、生活、勉強・仕事、教育、社会問題、趣味、過去の思い出、人物、旅行、環境問題、カルチャー、現代社会(ネット)、健康、レジャー、など幅広いトピックより出題
※アカデミックとジェネラル同じ

IELTSのスコアについて

IELTSの成績は4つのスキル(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)ごとに、1(最低)から9(最高)の段階評価で示されます。各スキル毎の個別バンド(each band)と平均値で算出する総合評価オーバーオール(Overall)でスコアが出ます。また、バンドスコアは0.5刻み(例:5.5、6.0、6.5など)で示されます。

9

Expert User(エキスパートユーザー)

英語を自由自在に使いこなす能力を有する。適切、正確、流暢、完全な理解力もある。

8

Very Good User(非常に優秀なユーザー)

不正確さや不適切さがみられるが、英語を自由自在に使いこなす能力を有している。慣れない状況下では誤解が生ずる可能性もある。込み入った議論にも対応できる。

7

Good User(優秀なユーザー)

不正確さや不適切さがみられ、また状況によっては誤解が生ずる可能性もあるが、英語を使いこなす能力を有する。複雑な言葉遣いにも概ね対応でき、詳細な論理を理解できる。

6 Competent User(有能なユーザー)

不正確さ、不適切さ、誤解もみられるが、概ね効果的に英語を使いこなす能力を有する。特に、慣れた状況下では、かなり複雑な言葉遣いの使用と理解ができる。

5

Modest User (中程度のユーザー)

不完全だが英語を使う能力を有しており、ほとんどの状況でおおまかな意味を把握することできる。ただし、間違いを犯すことも多い。自身の専門分野では、基本的なコミュニケーションを取ることが可能。

4

Limited User (限定的なユーザー) 慣れた状況においてのみ、基本的能力を発揮できる。理解力、表現力の問題が頻繁にみられる。複雑な言葉遣いはできない。

3

Extremely lomited User(非常に現敵的なユーザー)

非常に慣れた状況において、一般的な意味のみを伝え、理解することができる。コミュニケーションの断絶が頻発する。

2

Intermittend User (散発的ユーザー)

慣れた状況下で、その場の必要性に対処するため、極めて基本的な情報を片言で伝える以外、現実的なコミュニケーションをとることは不可能。英語の会話や文章を理解することは困難である。

1

Non user (非ユーザー)

単語の羅列のみで、基本的に英語を使用する能力を有していない。


オーストラリアでのIELTSスコアの基準

■専門学校・TAFE入学 … IELTS 5.5 ~(※コースにより異なるケースあり)

■大学入学 … IELTS 6.0 ~(※コースにより異なるケースあり 例 看護コース IELTS 7.0 )

■大学院入学  … IELTS 6.5 ~(※コースにより異なるケースあり)

■卒業Visa(Subclass 485)  … IELTS 6.0 

■技術独立永住権ポイントシステム … IELTS 6.0 = 0 点 / IELTS 7.0 = 10 点 / IELTS 8.0 = 20 点

■看護師登録  … IELTS 7.0 

オーストラリアの語学学校のIELTSコース

オーストラリアでは、大学や専門学校などの教育機関の入学の英語の基準に採用されているだけでなく、移民の為のビザや看護師や教師などのライセンスの登録でも採用されており、オーストラリア留学・就職には欠かせない試験です。その為、オーストラリアの語学学校ではIELTS対策コースを開講しているところが多く、進学を目指す留学生や永住権や就労ビザの取得を目指している方々に人気です。

IELTSコースの入学レベルは学校にもよりますが、通常は少なくともIntermediate、もしくはUpper-intemediate相当の英語力が必要となることが一般的です。まだ、そのレベルに達していない場合は、まず基礎力を付けるために一般英語コース(General English) からのスタートとなります。

IELTSLコースのおススメの受講期間は、8週間~12週間くらいです。IELTSコースは、IELTS試験がどういったものなのか傾向を把握し、攻略のためのテクニックを学んだり、実際に模擬テストをクラスの中で繰り返し解いて、試験に慣れていく、コツを掴むためのコースですので、6ヵ月以上の長期での受講は学校でもあまり推奨しておりません。その為、前述した一般英語コースや、総合的な英語力アップに効果的なケンブリッジ検定対策コースなど他の英語コースと上手く組み合わせて、長期で留学プランを組んでおくことをおススメ致します。

更にもっとIELTSのことを知りたい!!という方は、ぜひこちらのYouTube動画をご覧くださいませ☺

 

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