IELTSについて【留学やワーホリで役立つ⁉】

皆さんこんにちは！MystageアンバサダーのKです。

皆さんは自分の英語力がどのくらいなのか気になったことはありませんか？

現在留学やワーホリをされている方、またはこれからしようと考えている方は自分の英語力について考える機会があるのではないでしょうか。

英語力を測るための試験として有名なものに「英検」、「TOEIC」そして「IELTS」(

アイエルツ）があります。今回は、その中でも「IELTS」についてご紹介します。

IELTSがどういったものなのか、IELTSを受けることで何か有利なことはあるのかなどこちらの記事で確認されてください！

IELTSとは？

①そもそもIELTSとは？

IELTS（International English Language Testing System）は、米国、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、および英国を含む英語圏の国々に留学、就労または移住を希望する人々の英語力を測定する英語試験です。

試験は書く、読む、聞く、話すの4技能で行われます。

日本では、学校や就職の場面においてIELTSよりもTOEICが主流になっていますが、TOEICは英語圏の国ではあまり知られていなく、英語力を証明する資格として使えないことがほとんどです。そのため留学やワーホリを考えるのであれば断然IELTSを受験することをおすすめします！

また注意点としては、IELTSの結果は取得日から2〜３年間が有効期限なので、必要な申請がある場合は早く受験しすぎないように注意しましょう。

②アカデミックとジェネラルの違い

IELTSにはアカデミックとジェネラルの2種類があります。

アカデミック➤留学目的

※専門学校・大学入学の条件を満たすために英語力の証明が必要な場合があります　

ジェネラル➤移民申請目的　

と考えるといいかと思います。

間違った試験を受けてしまうと自分が必要だった申請に使用できない可能性があるので必ず自分が必要な種類を調べてから受験するようにしましょう。

ちなみに、オーストラリアで永住権の獲得を狙っている方は「ジェネラル」のIELTSを受験する必要があります！

両方とも4技能で試験が構成されていて、試験時間も3時間で同じです。

試験内容はリスニングとスピーキングはアカデミックもジェネラルも全く同じ試験内容になっています。2つの異なる点は、リーディングのセクション１と２とライティングのタスク１です。

アカデミックとジェネラルの違い

➂試験方法の違い

IELTSの試験方法にはペーパーベースとコンピューターベースの2種類があります。

IELTSのジェネラルとアカデミックのどちらもペーパーとコンピューターでの受験が可能です。試験内容はどちらも同じですが、下記の点が異なります。

予約をする際は自分にあっている方を選んで受験してください！

コンピューター受験とペーパー受験の異なる点

ペーパーテスト

ペーパー受験のメリットは、

・慣れ親しんだ紙と鉛筆で受験ができる

・問題用紙に書き込みが可能

タイピングに自信がない方や重要点に印を付けながら、回答していきたい方にはペーパーテストをお勧めします！

※筆記テストの10日前までに申し込んだ方に限り、スピーキングテストの日時のリクエストが可能です。可能な限り早めに予約をした方がいいかと思います！

コンピューターテスト

コンピュータ受験のメリットは、

・リスニングテストがヘッドフォンで行われるのでより集中できる

・ライティングの際の文字数カウントが不要

・画面上に残り時間が表示されるので時間時間配分がしやすい

・結果の開示が早い

普段からパソコンでの作業になれている方は、結果の開示も早いコンピューター受験を選ぶといいかもしれません。リスニングテスト中にメモとして使用できる紙の配布もあります！

コンピューター受験の場合、ライティング、リーディング、リスニングのテスト受験日と同日にスピーキングテストが行われます。先にスピーキングをするのか、後からスピーキングのテストをするのかは、各日程で組まれているいくつかの候補から選択することができます。

IELTSの公式サイトからコンピューター受験とペーパー受験どちらが自分に合っているか確かめるための模擬テストが提供されているので、こちらから、IELTS予約の前に是非1度試してみてください！

➃IELTSの採点基準

IELTSの成績は4つのスキル（リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング）ごとに１から９（評価で得た得点をバンドスコアと言います）の段階評価です。0.5点刻みで点数が付けられます。

それぞれのバンドスコアの評価です。

IELTS公式サイトより　

【ライティングテスト】

「課題の達成度」、「一貫性とまとまり」、「語彙力」、「文法知識と正確さ」の分野で採点されます。

【スピーキングテスト】

試験中は試験官は必要であれば話すスピードを調整したり、質問を繰り返すことも可能です。採点基準は「流暢さと一貫性」、「語彙力」、「発音」、「文法力」、「正確さ」などです。

【リーディングテスト】

リーディングテストは40の設問があります。全てが正誤問題になるので正解するごとに1点加点される仕組みです。

アカデミック　ライティング

ジェネラル　ライティング

【リスニングテスト】

リスニングテストも40の設問があります。こちらも正誤問題で、正解するごとに1点が加点されます。

アカデミック・ジェネラル

IELTSの試験対策

①参考書や過去問題集を使って自習

IELTSの試験対策用の参考書は、本屋さんや図書館でそれぞれ購入・レンタルが可能です。

書店（日本語の本が手に入る場所）

図書館にもIELTSの参考書の取り扱いがあります。

図書館においている本はほとんどが英語の本なので、英語でIELTSの勉強がしたい方にはとてもおすすめです。

※日本の書籍を扱っている図書館もありますが、IELTSの参考書があるかは確実ではありません。

シドニーにある図書館についてはこちらの記事で詳しく紹介しておりますので、是非参考にされてください！

②IELTS試験対策コースに通う

IELTSは「英語力」というよりかは「技術やテクニック」のほうが実は求められるテストだったりします。いかにどんな問題が出るのかを知り尽くすことや効率的に回答していくのかを攻略することがカギとなります。これを達成するにはやはり学校で試験対策コースを受講するのが一番効率的だと思います！

特にバンドスコアで高いスコアを狙おうとすると、4技能全てでバランスよく高スコアを取る必要があります。仮にリスニングやリーディングはある程度自分で伸ばせても、スピーキングやリスニングは自分で伸ばすとなると限界があります。

IELTSで高いバンドスコア取得を目指している人は、思い切ってIELTS試験対策をしている学校などに通ってみるといいかもしれません！

IELTS対策を行っている学校【シドニー】

シドニーでもIELTSの対策を行っている学校がいくつかあります。

留学やワーホリを通してもっと英語を勉強したいと思った方、自分の英語レベルに挑戦してみたい方など、是非通いやすい立地や好きな学校の雰囲気などから気になる学校を見てみてください。

学校に通うことでIELTSの勉強はもちろんですが、それ以外にも同じ目標に向かって頑張っている色々な国籍の人と友達になれるのも学校に通うことのメリットだと思います！

日本人以外の友達が出来れば、自然と英語を使って会話をするようになるのでIELTの勉強にもなり一石二鳥です！

どんなことに役立つの？

IELTSのテストはTOEICに比べてより確実な英語力の証明になると言えます。TOEICは主にリスニングとリーディングのテストである事に対して、IELTはリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能がテストされるからです。

※TOEICにもライティングとスピーキングのが含められた4技能テストがありますが、TOEICで受験者が多くより知られているのが2技能の方です。

①オーストラリア永住権とIELTS

オーストラリアで永住権を申請するにはジェネラルのIELTで6.0以上のスコアを取得する必要があります。ただし、医療系などの専門職に関しては少なくとも7.0が必要です。

詳細については変更される可能性があるので、随時こちらのサイトから確認しておくことをおすすめします。

※永住権の申請に使えるテストはIELTだけではなくCELPIPとPETというテストも永住権の申請の際に有効です。

②海外の大学進学

海外の学校（大学院、大学、TAFE、専門学校）に入学を希望するときに英語力証明として使えます。この場合通常IELT5.5程度以上が必要です。必要なIELTSの点数は各大学や学部によって異なるので、自分が希望する学校と学科の基準をしっかり確認しておきましょう。

➂日本での就職

IELTSを受験することは、海外生活だけではなく日本で生活する場合においても有益です。現在は英語を使える人材を優先的に採用する日本企業が多くあります。外資系企業はもちろん、大手企業では会社内で英語を公用語として採用しているところもあります。

点数でいうと、IELTS6〜7だとアピール出来るかと思います。

IELTSの試験対策を行っている学校探しや、自分に必要なIELTSはどの種類なのかなど、IELTS受験に対して不安がある方はMystageで相談も出来ますので、ぜひ問い合わせて見ることもいいかもしれません！

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いかがだったでしょうか？今回はIELTSの試験について紹介しました。

日本の学校では英検やTOEICが主流ですが、この機会にIELTSの受験を検討してみてはいかがしょうか！留学やワーホリを検討している方はもちろん、そうでない人であっても英語力の証明として受験しておくことはとても有益だと思います！

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